会員の便り
No.18
(2010.5.16掲載)
築地本願寺の『三畜評樹』の動物たち
築地本願寺には、いろいろな動物が、さりげなく、あちらこちらに棲(す)んでいます。
仏教説話『三畜評樹』で知られる、
鳥
、
猿
、
象
がいます。
そのほかにも、牛、馬、獅子などがいます。
皆さんも堂内を探して見つけ出してください。
『三畜評樹』は「物事は全体を見渡すことが重要」という教えで、堂内の配置の高い順に写真を並べました。
鳥
猿
象
の順番です。
そのほかに堂内にいる、牛、馬、獅子の写真を下に掲載しました。もっとほかの動物たちがいるでしょう。
『三畜評樹』について、もう少し詳しく知りたい方は、
中野美代子著『三蔵法師』中公文庫をお読みください。
牛
馬
獅子
一番小さく弱い鳥が、樹木の全体を見渡すことができる
鳥はお釈迦(シャカ)さまの前生だそうです
西遊記の主役「孫悟空」は猿、インド取経の旅をする
猿は釈迦の弟子「舎利仏(シャリホツ)」の前生だそうです
やさい目の象、なぜか牙が切られている
象は釈迦の弟子「目犍連(モッケンレン)」の前生だそうです